1911年、アメリカ・エール大学のハイラム・ビンガム教授によって発見された、ペルーのウルバンバ渓谷の山の上にあるインカの遺跡。とても高度な文明が栄えていたマチュ・ピチュ(ケッチュア語で「古い峰」)の遺跡の約半分は段々畑で、城壁で固められた市街区は神殿や宮殿・居住区などに分かれています。この都市が造られた年代は1450年頃と推定されているのですが、誰が、何のために建てたのかいまだに詳しいことは分かっておらず、多くの謎に包まれた遺跡です。山のふもとからは絶対にみえない位置にあるため、「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと呼ばれています。
トルコのアナトリア高原に広がるキノコや煙突のような岩がそびえる地帯。このへんてこな形の奇岩は、6,000万年前の火山によってできた柔らかい凝灰岩の層の上に固い地層が堆積し、長い年月を経て風雨によって下の層が削られて、結果、固い岩が帽子のように乗っかったようになったのだそうです。カッパドキアの奇岩は「ペリバジャ=妖精の煙突」と呼ばれ、この煙突の下には妖精たちが暮らしていたという伝説が残っています。
イースター島には、最も有名な顔だけのもの、胴や手足が付いているもの、建造中のものを合わせて約900〜1,000体のモアイがあります。先住民が一体何のために作っていたのかは不明なままです。登録名のラパ・ヌイとは先住民の言葉で「大きい島」という意味。イースター島にはモアイの他にも洞窟内の壁画や住居跡など、7世紀頃から1,000年に渡って作られたラパ・ヌイ文化が見られます。
