TEACCH特集月刊 実践障害児教育
 
TEACCHとは……


 TEACCH(Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildren)プログラムは、アメリカのノースカロライナ大学のショプラー教授らによって、1960年代半ばから始められ、自閉症とその家族を支援するために研究・開発されたものです。
 1972年からノースカロライナ州の行政府より、全州でこのプログラムを展開することが認められました。日本には佐々木正美先生によって最初に紹介されました。




大好評につき増刷!

当事者の年齢や支援者の領域に対して 幅広く実践を紹介したユニークな本
皆さんの実践に大きなヒントになる取り組みがいっぱい!!
TEACCH

 世界的な自閉症療育の優れたプログラムであるTEACCHに基づいて、今の日本各地では、どのように実践、研究されているかを、各界の実践者が具体的に分担執筆している究極の実用書。

佐々木正美[監修]/小林信篤[編著]
定価:1,995円(税込)/A5判・240頁/ISBN978-4-05-403367-2

目次………

監修者前書き(佐々木正美)
総論:TEACCHプログラムの原理と日本の今(佐々木正美)

第1章 幼児期の診断と評価

 ・幼児の診断と評価
 ・早期幼児期/家族対応(二~三歳)
 ・地域療育センターの取り組み

第2章 学齢期の支援

 ・小学部での取り組み
 ・インクルージョン教育
 ・中学校での取り組み
 ・コミュニケーション支援

第3章 医療現場での取り組み

 ・診療時の配慮
 ・障害者歯科の現場にて

第4章 早期からの地域と家庭における支援

 ・発達障害者支援センターの働き
 ・余暇活動
 ・居宅介護における学童支援
 ・家庭生活
 ・高機能自閉症・アスペルガー症候群の人たちへの支援

第5章 自立を目ざす青年期の支援

 ・居住施設の取り組み
 ・通所施設の支援
 ・グループホームの実際
 ・発達障害者支援センターの働き
 ・就労支援

第6章 支援者育成の最新情報

 ・トレーニングセミナーの目的と効果
 ・【レポート】TEACCHトレーニングセミナーレベル2
 ・TEACCHプログラム日本の最新事情

あとがき(小林信篤)


最新のテーマを加え 新発売!
世界45か国以上で実践されている自閉症療育プログラムの入門書!
TEACCH

 本書は、日本で最初にTEACCHプログラムを紹介した『講座 自閉症療育プログラム』をもとに大幅に加筆・修正したものです。TEACCHとは、自閉症の子どもの療育や成人の生活・就労支援に大きな効果を上げているプログラムです。
 この新版では、高機能自閉症・アスペルガー症候群とTEACCH、就労、職場での支援など最新のテーマを加えるとともに、日本国内での実践事例を紹介しています。これからTEACCHを学ぶ方、またもっと深くTEACCHを理解したい方のための入門書です。

佐々木正美[著]
定価2,310円(税込)/A5判・208頁/ISBN978-4-05-403153-1

目次………

カラー口絵

 学校での構造化/家庭での構造化/職場での構造化/いろいろなスケジュール/Aさん用の構造化/コミュニケーションツール

前書き ―初版以降の展開

 TEACCH原理の再確認/高機能の人への取り組み/Creative Living /TEACCHのスペクトル的発展/医療の現場に/イギリスのインクルージョン教育へ/自閉症カンファレンスNIPPON/TEACCHプログラム研究会の発展/発達障害者支援センターでの応用実践

第1章 TEACCHの基本理念と哲学

 全米へ、世界的プログラムに/プログラムの原理/哲学/両親との協力/ジェネラリスト・モデル/包括的に人生全般に支援/個別化の視点/訓練への参加/学校教育/居住プログラム/職業プログラム/社会的余暇プログラム

第2章 コミュニケーションへの指導と援助

 前頭前野/実行機能/扁桃体・辺縁系/ミラーニューロン(MNS)/意味あるコミュニケーションと共生/左大脳半球機能への障害/右大脳半球機能の優位性/表象・認知と社会性の障害/コミュニケーション障害とフラストレーション/認知・情緒・社会性の障害/コミュニケーションの機能/文脈とセマンティック・カテゴリー/コミュニケーション・システム/コミュニケーションの評価─表出/コミュニケーションの評価─理解/コミュニケーションの指導にさきがけて/コミュニケーションの指導の方法/自発的なコミュニケションの指導/コミュニケーション・システムの指導例

第3章 学習指導の方法・構造化のアイディア

 治療教育の視点/構造化のアイディア/物理的構造化/教師の机と生徒の机/プレイ・エリア/スケジュール/トランジッション・エリア/構造化のまとめ/ コミュニケーション・サンプル/ワーク・システム/タスク・オーガナイゼーション

第4章 就労と職場での支援

 卒業後の居住と就労に向けた支援/職場開拓(ジョブハンティング)/パートナーからジョブコーチへ/高機能自閉症・アスペルガー症候群の人/自閉症に対する周囲の理解/職場での理解を求めて

第5章 余暇活動・社会活動の指導と援助

 余暇活動の意義/何を教えるか/どのように教えるか/教え方の例/二つの場で指導を考える/家庭内の余暇活動/社会資源の活用/人間関係と社会性/生活舞台を広げる/習熟した活動から社会活動へ/社会的につながる余暇活動/機能や発達のレベルに合わせて/自主的な活動への支援

第6章 高機能自閉症・アスペルガー症候群とTEACCH

 高機能の人にも同様の特性/視覚的な世界/興味、関心、認識の焦点が狭い/スケジュールの意義/同時総合機能の問題/応用力や想像性の問題/社会性の問題/理解者を求めて/二次障害としての情緒障害/神経過敏などの問題/早期からの理解、そして

第7章 不適応行動への対応

 固執行動/再び構造化を/結果でなく原因を/事例「落ち着いて食事ができない」/自閉症の人の世界に近づく


■ノースカロライナ大学TEACCH部ディレクター
メジボフ博士からのメッセージ


入門から実践・専門編までを分かりやすく解説
TEACCHって何だろう?
TEACCH

 自閉症の子どもや大人への、現在の最も優れた対応であるといわれるアメリカのノースカロライナ大学で始められたTEACCHプログラムについて、基礎の入門から実践・専門編までを分かりやすく解説する。我が国における誤った理解などにも言及する。

内山登紀夫[著]
定価1,890円(税込)/A5判・208頁/ISBN978-4-05-402973-6

目次………

[1]入門編 TEACCHプログラム入門

 ・TEACCHプログラムの基本
 ・自閉症とは何か
 ・TEACCHの九つの理念
 ・TEACCHの歴史

[2]実践編1 TEACCHの本当の現場

 ・TEACCHの組織とサービスの概要
 ・TEACCHの幼児教育
  チャペルヒルセンターのプレスクール(就学前プログラム)
 ・TEACCHセンターのサービス
 ・シャーロットTEACCHセンター

[3]実践編2 地域との連携

 ・カロライナ生活・学習センター(CLLC)
 ・就労支援プログラム
 ・教育との連携
 ・メンタープログラム
 ・TEACCHクライアントのインタビュー
 ・TEACCHと他の組織との連携

[4]専門編 TEACCHをもっと理解するために

 ・ショプラー先生へのインタビュー
 ・メジボフ教授へのインタビュー
 ・TEACCHへの批判と誤解に答える
 ・もう一度TEACCHの理念



分かりやすいイラストで大好評のロングセラー!
TEACCH

 自閉症児が自分をとりまいている世界や情報を理解して、安心して学習や生活できるようにするための視覚的構造化の実際を、詳細なイラストで示した図鑑。

佐々木正美[監修・指導・文]/宮原一郎[画]
定価1,995円(税込)/B5判・80頁/ISBN978-4-05-402186-0

目次………

第1章 学校内の構造化

 ・教室内で活動に応じた場所を用意する
 ・校内を再構造化して使いやすい空間に
 ・校内の限られた空間を効率よく利用する
 ・解説(佐々木正美)

第2章 学校内の作業や活動の構造化

 ・中学部の作業学習に主体的に参加できる
 ・自立活動の内容をシンボルカードで伝える
 ・教室で行き先や着替えの手順カードを利用する
 ・高等部の陶芸のワークシステム
 ・分かりやすく参加しやすく学校行事に
 ・解説(佐々木正美)

第3章 家庭・社会生活を育む構造化

 ・学校で歯磨き、入浴の生活スキルを練習する
 ・学校で洗濯物などの家事スキルを練習する
 ・家の中や歯科医院で見通しがもてる工夫
 ・家庭生活でのアイディア
 ・家庭と連携しながら分かりやすく
 ・地域に密着した家庭での買い物の工夫
 ・解説(佐々木正美)

第4章 就労・職場の構造化

 ・一人ひとりが活動しやすい作業スペースを
 ・見通しのよい1日にするスケジュール管理
 ・自立した作業のための手順・方法の工夫
 ・視覚的手がかりの職場
 ・興味・関心を生かし、本人の意思を確認する
 ・社会性をはぐくむ取り組み
 ・解説(佐々木正美)

まとめ(TEACCHと構造化)(佐々木正美)

内容見本(家事スキル練習用スペースの構造化の例)



大好評の「絵で見る構造化」の第2弾!
TEACCH

 本書はTEACCHプログラムに基づいて、自閉症児が自分の周りの世界や情報を理解して、安心してみずから振る舞い、学習や生活することができるようにするための視覚的構造化の実際が、詳細なイラストで示されているビジュアル図鑑の第2弾。

佐々木正美[監修・指導・文]/宮原一郎[画]
定価1,995円(税込)/B5判・88頁/ISBN978-4-05-403151-7

目次………

第1章 保育園・幼稚園での活動の構造化

 ・保育園で落ち着ける空間を用意する
 ・保育園でのカードとスケジュールの工夫
 ・幼稚園でさまざまな活動の内容と手順を示す
 ・解説(佐々木正美)

第2章 小学部でのさまざまな活動の構造化

 ・自由時間を楽しく過ごす遊びの工夫
 ・一人でできることを目標に家事スキルを練習
 ・始めから終わりまで一人でできる「朝の運動」
 ・解説(佐々木正美)

第3章 給食・調理・食事の構造化

 ・コミュニケーションを大切にした楽しい給食
 ・苦手をなくす偏食指導の工夫
 ・自立につながる調理学習の実践
 ・ワークシステムを使ってケーキ作り
 ・調理実習からテーブルマナーの学習へ
 ・解説(佐々木正美)

第4章 自宅での生活の構造化

 ・子どもと家族が心地よく過ごせる住宅の工夫
 ・自宅での自立した生活のための動線や配置
 ・解説(佐々木正美)

第5章 就労・職場・余暇活動の構造化

 ・重度の青年も働けるおそば屋さんでの支援
 ・支援や補助具を工夫したきのこの選別と栽培
 ・体力増進と楽しむことを大切にした余暇活動
 ・宿泊旅行も事前の準備で見通しをもって楽しく
 ・解説(佐々木正美)

まとめ TEACCHへの感謝・賞賛・評価(佐々木正美)

内容見本(調理学習の構造化の例)