全訳用例漢和辞典 ビジュアル版

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1.親字を厳選
4.上余白に「同画数部首一覧」
2.JIS区点コードとユニコードでパソコン対応も万全
3.語釈が簡潔、的確
5.熟語を厳選
6.〈シンボル・イメージ〉コラム
8.〈なりたち〉が充実
7.漢文の〈語法表〉
9.用例が全訳
10.下余白に「故事成語入門」

緑色での二色刷り
巻頭カラー便覧と本文図録

特長

1親字を厳選

下記の基準で選定し、総数約8,800字を収録。

  1. 常用漢字・人名用漢字・印刷標準字体を全て掲載した。
  2. JIS第一・第二水準漢字を全て掲載した。
  3. 漢文教科書掲載の漢字を掲載した(一部、親字として立てていないものがある。多くは熟語として用いられるもので、片方の親字の意味中に「▽「●」は、……」と表示)。
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2JIS区点コードとユニコードでパソコン対応も万全
JIS第一・第二・第三・第四水準、漢字の区点コードを掲載した。
ユニコード(Win98以降で使用)を掲載した。
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3語釈が簡潔、的確
読んだ時のわかりやすさを追求した。
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4上余白に「同画数部首一覧」
探したい部首がすぐ見つかる検索機能。
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5熟語を厳選
下記の基準で選定し、総計約20,000語を収録。
  1. 「A+B」の形で、AとBをそれぞれ調べれば意味がわかる、あるいは類推できるものは掲載しなかった。
  2. 「A+B」の形であっても、漢文教科書掲載の熟語であったり、有名な語句であったり、特別な出典があったり、素養として必要と思われるものは掲載した(〈参考〉〈故事〉のロゴで説明を加えている)。
  3. 「A+B」の形ではじめて、意味をなすもの(連綿字・二音節語など)は掲載した(「▽熟語で用いる」と注記を加えている)。
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6〈シンボル・イメージ〉コラム
漢字が、漢文で書かれた文脈上の意味の他に持っている、シンボルやイメージをコラムにして解説。漢字が示す動植物などの特性や、それにまつわる故事などによって形づくられてきたものを、シンボル(象徴)・イメージ・たとえ(比喩)・モチーフ・瑞祥・吉祥・辟邪などに分類して記述した。
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7漢文の〈語法表〉
漢詩文を読む際、よく用いられる語法を意味中で〈語法〉のロゴの下に解説。特に重要なものは、一覧表にして見開きページの左下に示した。
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8〈なりたち〉が充実
加納説による初の漢字なりたち解説。
「言葉を写すのが文字」つまり「漢語を表記するものが漢字」「先に漢語があり、後に漢字が生まれた」。この漢字の原理となりたちを系統的に理解するために記述。
基本イメージを持つ漢字を「親」としてグループ化して解説。同じグループに属する漢字を「子」として列挙した。
一方「子」は、構造に則って分解して解説し、グループの「親」を示した。
理解を深めるためにそれぞれ本物の甲骨文字・金文・篆書を付した。
本書巻末付録「漢字とはどのような記号か〈本辞典における字源・語源の考え方〉」「漢字イメージ分類表」の併読がおすすめ。

「文字の前提には当然言葉がある。言葉が成立していないかぎり、文字もありえない。中国人の話す言葉を漢語…という。…甲骨文字も漢語を写した文字と考えなければならない。漢字を考える際、漢語は欠かせない要素である。…文字の起源より以前はるかに長い歴史が言葉にはあった。」これは当たり前のことであるが、「漢字の起源を探求する場合、往々にして言葉を抜きにした議論が多い」という現実が存在している。
そこで、加納先生は記号学より次の公理を導き出している。

公理1   文字より言葉が先である(歴史的にも論理的にも)
  1−a 文字は言葉(第一次記号)を再現する第二次記号である
  1−b 言葉を再現しない記号は文字ではない
公理2   意味は言葉に属する
  2−a 言葉は音と意味の結合体である
  2−b 音と意味のいずれを欠いても言葉ではない
「漢字」をこの公理に当てはめると、加納説が十分な説得力を持ってくる。
「漢字とはどのような記号か〈本辞典における字源・語源の考え方〉」より抜粋して再構成
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9用例が全訳
漢詩文の用例は教科書中心で、現代語訳もわかりやすい。用例には全て訓点(返点・送仮名)をつけて、現代語訳を付した。出典には、個人作品の場合、その人物が活躍した王朝名と、作品のジャンルの表示をした。
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10下余白に「故事成語入門」
重要な400項目を厳選し、簡潔に説明した。
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「全訳用例漢和辞典ビジュアル版」のねらいと特徴。本書「編者のことば」より

本書は新たな視点で作られた漢字の辞典である。
漢字とは、口で話したり耳で聞いたりする言葉(古代の漢語)を、その意味のイメージによって図形化した「記号」である。…続きを読む

「漢和辞典」の役割。本書別冊付録「漢和辞典とは」より

漢和辞典は、漢字の意味を知るための辞典です。漢字は中国でできたものですから、漢字の意味を知るということは、中国の昔の文章、 すなわち漢文について知ることができる辞典となっています。…続きを読む

「漢文学習」の意義。本書別冊付録「漢文学習の意義」より

次期「学習指導要領」では「言葉の力」をつけることが最重要課題となる予定である。「言葉の力」は学校教育に必要であり、確かな学力をつけるための基盤と位置づけられ、古典文・漢文の音読・暗記も今まで以上に重視されることになる。
ここであらためて漢文学習の意義を考えなければならない。

本書別冊付録「漢文学習の意義」より

「漢文」とは、中国の漢代の文章という意味にとどまらず、長らく中国で使用されてきた文章語(古典漢語)を、広く意味しています。その漢文を学ぶことは、東アジア世界で常に先進的であった「中国の文化を理解し、…続きを読む

漢文を読解するための3つの手引き。

  1. 全訳用例
    用例の漢文には全て訓点(返点・送仮名)をつけて、現代語訳を付している。
  2. 語法表
    漢和辞典で初めて各漢字ごとに語法を一覧表で表示。用法・訓読・意味・漢文用例・現代語訳・出典、以上の項目を立てている。
  3. 別冊付録「漢文学習法(漢和辞典の引き方付き)」
    漢文についての体系的な説明をしている。漢文学習の意義・漢文の特徴・漢文の語法・漢文の種類・散文の特徴・韻文の特徴・漢文訓読(書き下し・読み下し)・漢文訓読の特徴・漢和辞典とは・漢和辞典の引き方、以上の項目を立てている。
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