学研グループでは、高校生、高専(1~3年)生の皆さんが研究報告を発表できる研究紀要サイトをオープンいたします。
高校生の探究学習の発表の場としてポスターや口頭での発表を行うコンテストは増えてきましたが、文書形式で研究報告を公開できる場はほとんどありません。そこで、大学院生主体の審査委員会が審査を担当し、優れた研究報告を掲載するサイトをオープンし、皆さんの学びを応援してまいります。当面は理系分野に限定させていただきますが、今後、体制が整備され次第、対象分野を拡大していく予定です。
下記の通り、掲載希望の研究報告の募集をいたしますので、ぜひとも、みなさんの研究の成果をお寄せください。
高校生・高専生研究報告募集要項
① 投稿資格・対象
下記の条件を満たすこととします。
- 投稿者(筆頭著者):投稿時点で高等学校または高等専門学校1〜3年 (およびこれに相当する課程) に在籍する生徒。国籍及び所在地を問わず受け付けるが、日本語でのやり取りが可能であること。
- 共同投稿:個人・グループ(共同研究)いずれも可。
- 連絡責任者:投稿には、指導教員または保護者などの連絡責任者を1名立てること(連絡責任者の氏名は公開されませんが、プロジェクトメンバー、編集委員会との連絡で必要になります)。
② 著者資格(オーサーシップ)
本サイトは標準的なオーサーシップ基準を採用します。
- 著者の要件:研究の構想・実施・解析・執筆のいずれかに実質的な学術的貢献を行ったものを著者著する。この要件を満たす場合、生徒のほか、指導教員・顧問・その他貢献者も共著者となれる。
- 第一著者(筆頭著者)の要件:第一著者は投稿者(筆頭著者)資格を満たし、かつ研究の主導的役割(研究課題の設定・主要な実施・主要な執筆のいずれか中心的な貢献)を果たしていること。
- 名義のみの記載は不可:研究内容を把握せず、実質的貢献のない者を著者に含めてはならない。実質的貢献に至らない支援・助言は謝辞に記載する。
- 貢献の明示:投稿時に各著者の役割(構想/データ収集/解析/執筆/監修 等)を申告する。指導教員を含む関与範囲も併せて申告する。
③ 対象分野
現時点では理系分野のみを募集対象とします。具体的には、数学、物理学、化学、生物学、地学・天文学、情報科学、工学、医学・保健科学、農学、環境科学 など、自然科学・数理情報系の各分野を対象とします。
④ 投稿区分(研究報告種別)
下記区分のいずれかに当てはまるものとし、区分をタイトルの上に記入してください。
- Research Paper:明確な研究課題を設定し、適切な方法による調査・実験・分析を行い、結果と考察をまとめた研究報告。いわゆる「研究論文」の形式。2,000〜16,000字。
- Survey Paper:特定テーマの既存文献・研究成果を整理し、現状の知見と課題をまとめた報告。いわゆる「総説論文」の形式。4,000〜16,000字。
- Technical Report:ソフトウェア・装置・データセット・工学的制作物等の設計・開発・評価をまとめた報告。いわゆる「技術報告」の形式。1,000〜8,000字。
- Short Communication:小規模な実験結果・新しい観察・予備的成果を簡潔に報告するもの。いわゆる「短報」の形式。1,000〜4,000字。
⑤ 使用言語
投稿言語は日本語または英語。和文要旨を必須とします。英文要旨は任意(推奨)。
⑥ 応募方法
研究報告テンプレートを参照し、作成した研究報告を、応募フォームに必要事項を入力・添付し、提出してください。
- 研究報告応募用フォーム こちらより記入・提出
- 研究報告テンプレート(見本用PDF) こちらよりダウンロード
- 研究報告テンプレート(記入用Word) こちらよりダウンロード
見本用テンプレートに記載している記入方法(赤字部分)を確認して、ご自身の研究報告をご記入ください。
⑦ 投稿時の申告(著者全員)
投稿時に、著者は応募フォームにて以下を申告してください。
- オーサーシップ要件の充足:著者資格を有していること。
- 指導教員・保護者等がどの工程にどの程度関与したかの明示。
- 生成AIの利用の有無と範囲。
- 研究倫理に関するガイダンス:下記のオンライン講座を修了していること。
「中等教育における研究倫理:基礎編」
「中等教育における研究倫理:実践編」
※誰でも受講することが可能です
https://www.aprin.or.jp/e-learning/rse
⑧ 審査・採否
掲載に当たって審査委員による「審査」を行います。
- 審査方式:単一盲検(シングルブラインド:審査委員は著者を知り、著者は審査委員を知らない)を基本とする。投稿区分に応じて、1名から3名の審査委員による審査を行う。
- 審査担当:大学院生を主体とする編集・審査委員会が担当する。
- 審査の流れ:受付 → 編集委員会による形式チェック(デスクチェック)→ 審査委員割当 →審査→ 採否判定 →(修正)→ 最終判定
⑨ 掲載基準と表彰
審査委員による審査の結果、優秀な研究報告を毎号5本程度掲載します。そのほか、下記の賞を授与します。掲載予定となった場合は連絡責任者へメールにてご連絡いたします。
- 奨励賞:掲載決定者には編集委員会より奨励賞を授与する。
- Best Paper Award:特に優れた研究を別途表彰する。
- その他、必要に応じて特別賞などを設けることがある。
⑩ 生成AI利用ガイドライン
本サイトは生成AIの利用を禁止しません。ただし以下を遵守してください。
- 利用したら開示する:用途(例:文章校正・翻訳補助・コード補助・文献探索・データ整理 等)と、どの箇所に用いたかを投稿時に申告する。
- 全面的な代替は不可:研究の構想・分析・主要な執筆を全面的にAIに行わせることはできない。研究の核となる思考・判断は著者自身が行うこと。
- 責任は著者にある:AI出力の正確性、引用・盗用、事実誤り等の責任はすべて著者が負う。
- 審査上の中立:適切に開示されたAI利用が、それ自体で審査上不利になることはない。むしろ誠実な開示を評価する。
⑪ 既発表・既投稿研究の取扱い
本誌では、教育的な研究発表の機会を広く確保する観点から、他の発表会、コンテスト、学会、学校紀要、ウェブサイト、プレプリント等で、既に発表、投稿または掲載された研究をもとにした原稿の投稿を認めます。ただし、以下の条件を満たすものとします。
- ポスター発表・口頭発表等をもとにした投稿
ポスター、口頭発表、講演要旨、コンテスト応募資料等を、論文報告形式に再構成した原稿は投稿可能 - 同一原稿の再投稿・再掲載の禁止 他の媒体にて論文形式で掲載された原稿と同一、または実質的に同一と認められる原稿は投稿できません。既発表の原稿をもとにする場合は、新たなデータ、分析、考察、検証、構成の変更等を加え、内容上の実質的な差分を設けてください。差分は原稿全体の3割程度を一つの目安としますが、単純な文字数や表現の変更だけで判断するものではありません。
- 著作権等の確認
著者が本誌への投稿および公開に必要な権利を有しない原稿は投稿できません。既発表先の規程等により転載や再利用が制限されている場合は、著者の責任で必要な許諾を得てください。
※関連する研究を他の媒体で発表、投稿または掲載している場合は、投稿時にその媒体名、発表・掲載時期、原稿の題名および公開先等を申告してください。また、本文中で既発表の研究を適切に引用し、本誌への投稿原稿で新たに加えた内容を明記してください。
学研 高校生・高専生研究紀要プロジェクトについて
学研グループの学研教育総合研究所と学研教育ホールディングスが、日本の高校生・高専生の学びの成果発表の場として、広く研究報告を公開する場を設け、広めていくために立ち上げたプロジェクト。
編集委員(50音順):
井下敬翔(関西大学大学院 商学研究科 商学専攻 博士後期課程)
甲斐晴奈(筑波大学 人文・文化学群人文学類 学士課程)
片岩拓也(静岡大学 情報学部情報社会学科 学士課程)
國武悠人(筑波大学大学院 システム情報工学研究群 博士後期課程)
戸簾隼人(滋賀大学大学院 データサイエンス研究科 博士後期課程)
野尻康太(東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士後期課程)
船越丈寛(米国コロラド大学 工学・応用科学科 修士課程)
掲載内容についての考え方
本誌は、高校生および高等専門学校生による探究・研究の成果を広く発表し、研究活動を通じた学びを支援することを目的とした教育的な研究発表媒体です。掲載報告は所定の審査を経ていますが、専門研究者を対象とする学術誌と同一の完成度や検証水準を求めるものではなく、発展途上の研究、予備的な成果および今後の検討課題を含む場合があります。
掲載内容に対する学術的・建設的な検討や批判は重要です。一方で、未成年者を含む著者個人に対する中傷、威圧的な接触、人格を否定するような言動はお控えください。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
著作権について
- 掲載原稿の著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます)は、 各著者に帰属(留保) します。
- 著者は、株式会社学研教育ホールディングスおよび株式会社学研教育総合研究所(以下「主催者」といいます)に対し、掲載決定原稿を本誌および関連ウェブサイトに掲載・公衆送信・出版・アーカイブ・広報利用するための無償かつ非独占的な利用を許諾するものとします。
- 掲載原稿は、著者の選択に基づき「CC BY 4.0」または「CC BY-NC 4.0」のいずれかを付与して一般公開します。
- 著者は、主催者による本誌の編集・発行およびWeb掲載にあたり、原稿の趣旨を損なわない範囲で、誤字脱字の校正、体裁・レイアウトの調整等の必要な改変を行うことに同意し、主催者および正当な第三者に対して著作者人格権を行使しないものとします。
- 著者は、本誌への投稿、著作権の取扱い、著作者人格権の取扱いおよび公開ライセンスの選択について、すべての共著者の事前の同意を得ていることを保証するものとします。
個人情報の取り扱いについて
- 個人情報取扱事業者 : 株式会社学研ホールディングス、株式会社学研教育ホールディングス
- 利用目的:ご提供いただいた個人情報は、本紀要における研究報告の受付・審査・採否通知・掲載、表彰等の運営管理、および本プロジェクトに関するご連絡のために利用いたします。
- 個人情報に関するお問い合わせ : 学研高校生・高専生研究紀要プロジェクト事務局
※その他、個人情報の基本的な取扱方針については、学研グループのプライバシーポリシーをご確認ください。
保護者の同意確認
応募者が未成年者の場合、必ず保護者(法定代理人)の同意を得たうえでご応募ください。応募があった時点で、保護者の同意を得ているものとみなします。
免責および紛争解決
投稿原稿に関して第三者から権利侵害等の異議・クレームが申し立てられた場合、著者の責任と費用において解決するものとし、主催者および審査委員会は一切の責任を負いません。
≪お問い合わせ≫
学研 高校生・高専生研究紀要プロジェクト kiyo@gakken.co.jp