歩く前後は必ずストレッチを!

ウォームアップ&クールダウンはなぜ必要?

運動前は関節をほぐし運動後は筋肉をほぐす

「ウォーキングは全身の筋肉を使った運動です。ただ無意識に歩くときよりも、筋肉や関節への負担が大きくなるため、運動前後にストレッチを行うことをおすすめします」
 と日本ウォーキングセラピスト協会代表の長坂靖子先生。運動前後に行うことで、どんな効果があるのだろうか。
「運動前のストレッチは、筋肉を温め、ほぐす効果があります。筋肉が温まっていない状態でいきなり運動を始めると体がスムーズに動きません。関節も固くなったままなので、足をくじくなどのトラブルも起きかねません。一方、運動して筋肉を使ったあとは、筋肉が硬くなっています。筋肉をゆっくり伸ばし、緊張を解いてあげることが大切です」
 また、ストレッチには疲労を和らげる働きもあるという。
「全身を使ったウォーキングのあとは、疲労物質である乳酸がたまっています。ストレッチを行うことで乳酸を取り除き、筋肉痛や疲れが翌日にたまらずにすみます」
 長続きさせるためにも、ウォーキング前後には必ずストレッチを取り入れよう!

歩く前にウォームアップしないと……

肉離れ・ケガなどの原因に

筋肉を十分に温めずに突然運動すると、肉離れなどのケガの原因になる。運動前は念入りにストレッチを行おう。

脂肪燃焼しにくくなる

運動時に筋肉の収縮がうまく起こらず、筋肉の使用率が下がってしまう。結果、脂肪も燃えにくくなる。

関節が硬くスムーズに動かない

関節がほぐれていないと可動域が狭くなり、正しいフォームで歩けない。足運びもスムーズにいかなくなる。

歩いたあとにクールダウンしないと……

筋肉痛になりやすい

運動後、筋肉は損傷し、これが筋肉痛の原因となる。ストレッチを行うことで血流をよくし、修復を助けることができる。

乳酸がたまり、疲れが残る

乳酸が血液中に残ると、疲れとなって現われる。ストレッチを行えば、血流がよくなり疲労物質を取り除くことができる。

筋肉の柔軟性がなくなる

運動後にストレッチで筋肉をほぐしておかないと、柔軟性が低下し、筋肉が硬くなってしまう。

「歩活」(学研パブリッシング)より