レポート

≪街歩き≫1月4日(金) 荏原七福神巡りに参加して

船橋市・山本 明 (会員)

「おめでとうございます」

「今年もよろしくお願いします」

凛とした朝の冷気に包まれた大井町駅近くの公園に弾んだ声が交わされている。お孫さんもいて、そのまわりは笑顔にあふれている。いつもの例会とは異なった正月らしい光景だ。多くの参加者で、百二十名は超えていそうだ。

いずれも格調高い七つの社寺の説明は割愛させていただく。その途中に見た二つの感想を書いてみたい。

一つ目は、不動院・東光寺の目の前にある銭湯「大盛湯」だ。高い煙突があり、建物もそのままだ。現在も営業しているように見える。狭小なアパートにもシャワーのある時代に、銭湯を維持しているのは驚きだ。よほどの営業努力と地域住民の支援があるのだろう。いつまでも残ってほしい建物だ。

二つ目は、上神名天祖神社に向かう途中にあった一本の柑橘類の木だ。黄色で白色電球を二回りほど大きくした形の果実がたわわにぶら下がっている。「あら、日本レモンだわ」という声がする。その女性はすぐにスマホをひらいて写真を見せている。つい最近いただいたそうだ。へー、そんな種類のレモンがあるの?と思う。これを書くのにPCで検索しても、確認できないが、家内も知っていたからあるのだろう。

荏原七福神巡りをしていて気付くのは、スムースに参拝やスタンプの押印ができることだ。これまでの都心では、こうはいかなかった。養玉院・如来時の五体の木造大仏は一見の価値があるし、上神明天祖神社の白蛇はめずらしい。甲乙つけがたい古刹ばかりなのに参拝者が少なかった。

おかげで、ほとんどの人がスタンプラリーに参加できたようだ。すべて集めるとクリアファイルがもらえるのだが、七社目の小山八幡神社では在庫がなくなってしまった。リーダーのはからいで一つ手前の摩耶寺でいただくことができた。

子供用なので、四歳の孫娘にいいお土産ができた。