レポート

《登山》9月5日(木)~7日(土)ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ・チセヌプリ

墨田区・齊田香代子(会員)

 

初秋の気配が漂う2年ぶりの北海道。元リーダーで小樽在住の渡辺さんならではの案内で、小樽運河から運河公園を散策。北海道の玄関口として栄えた古き良き街並にレトロとロマンを、そして北海道最初の鉄道の跡、旧国鉄手宮線沿いでは北国の短い夏を健気に生きる色とりどりの花々に住人のおもてなしの心を感じた。1930年開湯のニセコ五色温泉で明日からの縦走に備える。

2日目は様相の全く違うニセコ連峰2山のミニ縦走。300名山のニセコアンヌプリからは、雲海に浮かぶえぞ富士・秀峰の羊蹄山やニセコ連峰では最も若い火山で異様な山肌見せるイワオヌプリなどが眺められた。イワオヌプリ登山口はいきなりの急勾配で、130段の丸太の階段は一気に高度を稼げ内心嬉しかった。登山道には美味しそうな瑠璃したツバメオモトの液果が沢山あり厳しい上りを癒してくれた。荒涼とした山頂はレモンイエローの硫黄のキラキラした結晶や火山礫に覆われ、下りのガレ場では緊張の連続だった。この夜は大雨になった。

3日目。ニセコ湖沼群のなかでも一番美しいと言われる、アカエゾマツや白い幹のダケカンバの原生林に囲まれた神仙沼やウメバチソウの群落に感激した。氷河期の遺存植物の一つでちょっとユーモラスな姿・葉っぱのミツガシワが沼の縁を飾っていた。

ニセコ連峰はまた一つ忘れられない想い出の山になった。ありがとうございました。