学研 中国語三昧DS  FAQ

『学研 えいご三昧DS』を快適にお使いいただくために、よくあるご質問とそれに対する回答をまとめております。

Q1.『学研 えいご三昧DS』は、どんなソフトですか?
A1.リスニング、リーディング、ライティングと並んで、いやそれ以上に語学習得には不可欠なものといわれながら、なかなか行う機会がえられないのが、スピーキング=「話す」こと。『学研 えいご三昧DS』は、とことん「話す」ことであなたの英語力を鍛えるソフトです。
発音測定機能を使ってシャドーイングやリピーティングを行いながら実用的なセンテンスをとことん話す「発声トレーニング」、母音・子音合わせて50の音の発音方法を学んで練習する「発音クリニック」、日本語にはない発音のため日本人が聴き取るのが苦手な音を聞き分ける訓練を行う「聴き取りトレーニング」など、「話す」ことをテーマとしたさまざまなコーナーで学習することができます。
Q2.別売りのマイクが必要ですか?
A2.『学研 えいご三昧DS』は、ニンテンドーDS内蔵マイクの使用を前提として設計されています。別売りマイクを利用すると、正確に発音の測定ができない可能性がありますので、ご利用にならないでください。
Q3.発音測定機能とは、どのようなものですか?
A3.お手本をよく聴いてから、DS本体内蔵のマイクに向かって自分の声を録音すると、発音測定機能があなたの英語を測定・波形グラフ化します。グラフは、強弱(アクセント)グラフと抑揚(イントネーション)グラフの2種類。お手本音声と自分の発音を聴き比べるのはもちろんのこと、視覚的に比較することができます。 話す→比べる→また話す、を繰り返してとことん「話す」学習をしましょう。
Q4.なぜ「話す」学習が必要なのですか?
A4.日本人は英語の発音が苦手だといわれますが、一般的に「話す」機会が圧倒的に少ないのがその大きな原因の一つです。
「習うよりも慣れろ」と諺にもありますが、生の英語をたくさん「話す」ことにより、発音・アクセント(強弱)・リズム・イントネーション(抑揚)など、英語の語感をからだに染み込ませることができます。
また、「話す」学習は、英語を流暢に発話できるようになるだけではなく、そのほかにも多くのメリットがあります。
「話す」学習では、お手本となるネイティブの発音をまず「聴く」ことが前提になりますが、これはかなりの集中力を必要とします。そのため、知らず知らずリスニング力も鍛えられることになります。
また、聴いた英語を記憶して話すために、無意識的に文の構造を把握していくことになりますので、英語の文法を理解する力もついていきます。 さらに、hotel[houtél](ホテル)、 virus[váiərəs](ウィルス)のように日本語になっているが発音の違う英語、 cupboard [kard](食器棚)、debt [det](借金)のようにつづりと発音が違うものなどは、リーディング(黙読)や流し聞きのリスニングだけでは覚えることが難しく、逆に誤って覚えてしまう危険もありますが、「話す」学習であれば正しい発音を容易に身につけることができるのです。
『学研 えいご三昧DS』はまさに、そのような「話す」学習を行うための英語学習ソフトなのです。
Q5.発音よりもリスニング力をつけたいのですが。
A5.リスニング力をつけるためにも、英語を「話す」学習は近道なのです。人は発音できない音は聴き取ることができないとよく言われますが、口を動かすことではじめて英語の響きを自分のものとして、聞き分けられる力をつけることもできるのです。
『学研 えいご三昧DS』の「発音クリニック」は、日本語にはない英語の響きを発音するための訓練を行くコーナーですが、同時にリスニング力を向上させることもその目的のひとつです。「発音クリニック」の成果は、「聴き取りトレーニング」で確認することができます。
Q6.ソフトを使わなくても、テキストを音読すれば「話す」訓練ができるのでは?
A6.音読も有効な学習手段ですが、正しい発音、プロソディ(*1)で行わないと効果が薄れてしまいます。しかし、正しい発音で音読ができているのか自分で判断するのは、通常大変難しいことです。
『学研 えいご三昧DS』では、話した英語は録音され、即座に測定・評価されます。(*2)また、録音された英語をお手本と聞き比べることはもちろん、イントネーション、アクセントをグラフ化して、お手本との違いを眼で確認することもできます。 テキストの音読だけでは実現できなかった効果的な「話す」訓練を行うことが可能です。
*1 プロソディ:アクセント、リズム、イントネーションなど、言語における韻律的特徴のこと。
*2 評価は学習の指針に役立てるためのものであり、高い評価が出たことがその英語が通じる発音であることを保証するものではありません。
Q7.「話す」学習であれば、英会話学校がいいのでは?
A7.ネイティブスピーカーと直接コミュニケーションできる英会話学校のような会話型学習は、貴重であり有効な学習手段の一つです。しかし、会話型学習も万能ではありません。
会話型学習では、その場の会話を乗り切るだけで精一杯になってしまうことが往々にしてあるため、自分の発音を気にする余裕がありません。英会話学校の先生は日本人的な発音に慣れているので聴き取ってくれますが、海外に行って思ったよりも英語が通じなかったという経験をされる方もいるようです。
わからないことや疑問があっても会話をいちいち止めて確認することができず、特に文法・文型などがうやむやになりがちな面もあります。
また、会話型学習は教室に通うなど物理的、時間的制約があるため、「話す」時間は意外と限られています。複数人数での授業の場合、自分が話せる時間はなおのこと限られてきます。
『学研 えいご三昧DS』では、しっかりとしたテキストで正しい文型、発音を真似しながら、心行くまで「話す」訓練を行うことができます。 英会話学校の補助教材としてもおすすめします。
Q8.発音測定は、どのような基準で行っているのですか?
A8.本ソフトの発声トレーニングおよび発音クリニックの発音練習では、お手本音声を一つの典型として、発音、リズム、アクセントなど、できるだけお手本に近づけるように訓練を行います。測定基準もお手本音声に対してどれだけ近い発音ができているかという点を測定するものとなります。そのため、測定結果が発音の好悪とは必ずしも一致しない場合があります。
また、お手本音声は標準的な話し方の一つであり、すべてのネイティブ・スピーカーが同じ話し方をするわけではありません。 お手本と違う音声を録音した場合、正しい測定結果が出ないことがあります。
Q9.シャドーイングとは何ですか?
A9.『学研 えいご三昧DS』では英語を録音する際に、「シャドーイング」と「リピーティング」という2通りの方法を選べます。

●シャドーイングとは
ネイティブの英語を聴くそばから影のように追いかけて発声していく方法です。英語特有のリズム、アクセント、イントネーションなど、英語らしい発音を身につけることができます。
●リピーティングとは
英語を聞き終えた後、その英語を繰り返して発声する方法です。一旦聞いた英語を覚えなくてはならないので、スピーキング力とともにリスニング力や英文の構造を把握する力も鍛えられます。 それぞれに長所がありますので、この2つの方法を併用することで学習効果を向上させることが期待できます。
※詳しくはこちらをご覧ください。
Q10.シャドーイングとリピーティングを使った効果的な学習方法は?
A10.こちらに、シャドーイングとリピーティングを使った効果的な学習方法の一例を紹介しています。
Q11.『学研 えいご三昧DS』で取り扱っているのはどの国の英語ですか?
A11.『学研 えいご三昧DS』では、米国中西部で話される一般米語(General American English)を取り扱っています。一般米語は、テレビの全国広域放送(ネットワーク)などで使用され米国を代表するものとみなされています。