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小学校入学までにひらがなが書けないとダメ? 家庭で楽しく練習しよう

小学校入学までにひらがなが書けないとダメ? 家庭で楽しく練習しよう

うちの子はひらがなが書けないけど、このまま小学校に入学しても大丈夫なのかな?
小学校入学前の子どもにひらがなを習得させたいけど、何から始めたらいいかわからない。

こんなお悩みをおもちの保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、この記事では、小学校入学までに子どもにひらがなを習得させるべきなのかについてや、ひらがなの習得手順や親がもつべき心構え、ご家庭でできるひらがな練習についてご紹介いたします。お子さんのひらがな学習に関してお悩みの方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

ひらがなは小学校入学までにどれくらい習得していればいいの?

実際、小学校入学までにひらがなはどれくらい習得していればよいのでしょうか?

結論からお伝えすると、最低限自分の名前を読めるようになっていることが重要です。就学前検診では、生活面についての指導が主であるため、学習面に関して具体的に言われることはありません。ただし、小学校入学後には机や持ち物に記名をします。そのため、自分の名前をひらがなで読めることは必要だと言えるでしょう。もちろん小学校入学前にすべてのひらがなを読み書きできることに越したことはありませんが、自分の名前の読み書きができていれば十分です。

小学生までにひらがなを覚えるメリット・デメリット

小学校入学前にひらがなを習得することにはメリットだけでなくデメリットもあります。保護者の方はその両面を理解する必要があります。ここでは、小学校までにひらがなを覚えるメリットとデメリットについてお伝えします。

メリットは小学校入学直後に余裕ができること

小学校入学前にひらがなを習得する事には、次のようなメリットがあります。

  • 入学直後に余裕ができる

まず、入学直後にしばらく余裕ができます。ひらがなを習得していることで、子どもたちは学習面での負担を軽減されるからです。小学校に入学すると、新しい友だちや先生との出会いなど、新しい環境に慣れることが必要です。このため、授業や学習面で余裕があることは非常に重要です。

  • 気持ちが楽になる

慣れない学校生活の中で授業や学習面に余裕があると、親子ともに少し気持ちが楽になるでしょう。ひらがなをすでに習得していることで、子どもたちは自信をもつことができますし、保護者の方も安心することができます。

  • 授業についていける

さらにひらがなの習得は読み書きの能力を身に着けていく上で非常に重要です。小学校では読み書きは重要な学習課題となるため、ひらがなを事前に習得しておくことで、余裕をもって授業についていくことができます。

このように小学校入学前にひらがなを習得していることには、多くのメリットがあります。

デメリットは直しが必要な場合があること

小学校入学前にひらがなを習得することは、メリットが多くあるといえますが、デメリットもあります。

  • 間違って覚えてしまうと修正が困難になる

デメリットの一つは、書き順を間違って覚えてしまったり、形が整っていない場合には、もう一度覚えなおす必要があることです。このような場合、再学習に時間をかける必要があるため、子どもや保護者にとって負担となります。書き方を誤ることが習慣化すると、後になってから修正するのがより困難になることがあります。そのため、正しい書き方や形を覚えるためには、正しい指導が必要です。

  • 親の期待やプレッシャーが子どものストレスになる

さらに、過剰な親の期待やプレッシャーによって、子どもがストレスを感じたり、学習意欲を失うこともあります。したがって、子どものペースに合わせた指導や、楽しく学べる環境を整えることが大切です。

ひらがなが書けないまま入学しても大丈夫!

ひらがなが書けないまま小学校に入学しても、心配はありません。

なぜなら、小学校ではゆっくり丁寧な指導が行われるからです。先生たちは、子どもたちがひらがなを書く方法をわかりやすく教えてくれます。また、授業中や宿題の時間には、子どもたちが自分で書いた文字を確認してもらえます。これにより、子どもたちは正しくひらがなを学ぶことができます。

また、小学校には読み書きに関するさまざまな教材が用意されています。例えば、ひらがなの読み方や書き方を覚えるための教材があります。これらの教材を使うことで、着実にひらがなを学ぶことができます。

そして、小学校の学習に加えて、家庭でも簡単なひらがなのドリルやアプリを活用することで、お子さんのひらがなの学習をサポートすることも可能です。

このように、小学校はひらがなの学習に必要な環境が整っています。ゆっくり丁寧な指導や教材を活用することで、子どもたちは自信をもってひらがなを書くことができるようになります。

家庭でできるひらがなの指導とは?

お子さんが小学校に入る前に保護者の方がひらがなの指導をする場合、正しいアプローチで行うことが重要です。そこで、家庭でひらがなを指導する際のポイントをしっかりと理解する必要があります。正しい指導を行うことで、子どもたちは自信をもってひらがなを読み書きする力を身に着けることができます。ここでは、家庭でひらがなを指導する際のポイントについて紹介します。

ひらがな練習に取り組むタイミング

ひらがな練習に取り組むタイミングについては、お子さんの興味が出てからがベストです。子どもたちは、自分で何かを学びたいと思ったときに最も効果的に学ぶことができるからです。

いっぽう、お子さんがまったく興味がない場合、無理にひらがなを教えようとするのは避けるべきです。むしろ、嫌いになる原因となります。また、子どもが興味をもっていることに関連するひらがなの言葉を教えることも、ひらがなを学ぶ上でのモチベーションを高めることができます。

このように、子どもの興味や関心に合わせてひらがな練習を行うことが重要です。子どもたちが楽しく、自分自身でひらがなを学ぶことができるようにサポートすることが、ひらがなを習得する上での大切なポイントです。

まず、読みから始めて運筆、なぞり書きと進めよう

ひらがなを学習する際には、①読む②運筆③なぞり書き④書くの順序で進めることが大切です。

 ① 読む
まず、ひらがなを読むことから始めます。
ひらがなの音を覚えることで、文字を見たときに音をイメージしやすくなります。

 ② 運筆
次に、ひらがなの運筆について学びます。
運筆は、文字を書く上での基本的な技術であり、正しい運筆を身につけることが、きれいな文字を書くための重要な要素です。

 ③ なぞり書き
その後、なぞり書きを行います。
なぞり書きは、正しい運筆を身につけた後、文字を正確に書く練習をするために有効な方法です。
子どもたちは、正確な形を覚えることで、文字をきれいに書くための筆順やバランスを学ぶことができます。

 ④ 書く
最後に、書く練習をします。
書く練習は、読み書きのスキルを身につける上で、最も重要なステップの一つです。
読み書きを繰り返すことで、正確で美しいひらがなを書くことができるようになります。

 

ひらがなを学習する際には、以上の順序で進めましょう。この順序で学習することで、きれいな文字を書くことができるようになります。

 

習う順番は五十音順でなくてもOK

ひらがなを習う順番については、五十音順に進めなくてもよいとされています。実際に、小学校の授業でも、あいうえお順ではなく、身近な言葉や文章から始めることが多いです。

自分の名前や身近な言葉から始めることは、子どもたちにとって、興味や関心を引きやすく、学習意欲を高める効果があります。また、自分の名前を書くことは、自己肯定感を高めることにも繋がります。

簡単な文字から始めることも有効です。例えば、「し」、「く」、「へ」、「つ」など、書きやすく、単純な構成の文字から始めることで、子どもたちの自信につながります。

このように、ひらがなを学ぶ順番には決まりはなく、子どもたちの興味や関心に合わせて、自由にアレンジすることで、子どもたちにとって楽しく、効果的な学習になるでしょう。

何を選ぶ? ひらがな練習方法 | 小学校入学前~1年生

子どもたちにひらがなを楽しく学びながら習得してもらうため、子どもたちに最適な教材やツールを選ぶことが大切です。ひらがな学習に効果的な教材やツールは多種多様にあります。

今回は、なかでも小学校入学前から1年生のお子さんのひらがな学習におすすめな教材やツールをご紹介します。

知育玩具で遊びながら練習

知育玩具をひらがな学習に活用することは、子どもたちにとって非常に有益です。知育玩具には、ひらがなを楽しみながら学ぶことができるものがたくさんあります。ここではひらがな学習におすすめな知育玩具を2つご紹介します。

学研のディズニー知育玩具 ディズニーティンカーキッズ ぺんでらくらくあいうえお

48種類のおけいこカードから好きなカードを差し込み、書いて消せるペンで音声と光をたどり遊んでいるうちに文字の習得ができます。せん書きから、ちえあそび、クイズ形式の文字あそびなどディズニーの仲間たちと一緒に楽しくひらがなを身につけることができます。

学研の遊びながらよくわかる あいうえおタブレット

音声で「読み」、液晶パネルで「書き順」まで、ひらがなの基礎がしっかりと身につきます。録音・再生機能を使うことで、知識の幅が広がります。

ひらがな学習に役立つ知育玩具はほかにもたくさんあります。もっと知りたい方はこちらをチェック。

絵本を読んで文字に触れる

絵本を読んで文字に触れることも有効です。なかでも、ひらがなの学習に特化した絵本を活用することで、より効果的にひらがなを学習することができます。ここではひらがな学習に最適な絵本を2点ご紹介します。

アナと雪の女王あいうえお

「アナと雪の女王」のおはなしに出てくるシーンと、思わず口ずさみたくなるリズミカルな短文であいうえおが学べます。物語に関連した言葉とイラストなので、「アナと雪の女王」が大好きなお子さまが夢中になって学習できるおけいこ絵本です。

はじめての たべもの いちにち あいうえお えいごつき

登場するのは「あ」から「ん」までの子どもの食べ物たち。食べ物の認識にも、生活リズムづけにも役立つ、「あいうえお」の絵本です。英語表記つきで、自然に英語にも親しむことができます。

楽しいドリルでひらがな練習

もちろんドリルを用いることもとても効果的です。おすすめのドリルを3点ご紹介します。

学研の幼児ワーク 4歳 ひらがな

まずおすすめなのが、学研の幼児ワークシリーズです。清音46文字を正しく書き、それに加え濁点(゛)、半濁点(゜)をつけるおけいこなど、すべてのひらがなを正しく読み書きできるようになります。「じ」「ぢ」の使い分けなど、かなづかいの基礎も楽しく学べます。

毎日のドリル 小学1年 ひらがな・カタカナ

書きやすいひらがなから順に学習するので、負担なく読み書きの力をつけられます。また、さまざまな言葉の形でくり返し練習することで、楽しみながら語彙(ごい)を増やすことができます。

5歳 おすしドリル ~もじ かず ちえ~

おすしの名前を通して、ひらがな清音全46文字を習得することができます。おすし屋さん特有のことばやものの名前に触れ、楽しみながら語彙を増やすことができます。また、ひらがなだけでなく、たし算・ひき算や常識問題の知識も同時に得ることができてしまいます。

年齢ごとのひらがなドリルはほかにもたくさんあります。子さんにぴったりなドリルを見つけたい方は、ぜひこちらをチェック。

 

子どもの興味を逃がさないためにも準備が重要

子どもの興味は移りやすく、ひらがなの学習においても、興味がわいたときに学ぶことが大切です。そのため、ひらがななどの文字に興味が出たときにすぐに教えられる・教材を与えられるよう準備をしておきましょう。今回ご紹介したようなツールを子どもが興味をもったらすぐに利用できるようにしておくと良いでしょう。こうした準備をして環境を整えておくことで、子どもたちの興味が移ってしまう前に、ひらがな学習を始めることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ご家庭でできるひらがな練習の手順やポイント、ご家庭でのひらがな学習に最適な教材・ツールなどをご紹介してきました。忘れてはいけないのは、お子さんが興味をもって学ぶことが何より重要である、ということです。

ぜひ、この記事を参考にお子さんに合ったひらがな練習の方法を見つけてみてください。

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