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4歳の発達を促す! 家庭学習におすすめの教材12選

4歳の発達を促す! 家庭学習におすすめの教材12選

4歳は手先が器用になり、はさみが使えるようになります。また、社会性も身につきはじめ、友だちと簡単なルールを決めて遊ぶこともできるようになります。そんな心身ともに大きく発達する大事なときだからこそ、「そろそろ家庭学習をはじめたい」「学習習慣を身につけたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、4歳児の発達の特長や家庭学習のポイントについて解説します。この記事を読み進めると、4歳児に適した家庭学習を実践できるようになるでしょう。また、家庭学習で導入したい教材の選び方やオススメ教材もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※目次※

  1. 家庭学習は可能? 4歳の発達の特長
  2. 幼児期に家庭学習をはじめるメリットは?
  3. 4歳からの家庭学習に適した教材の選び方
  4. 毎日の家庭学習に! 3・4・5歳児向けドリル10選
  5. 好奇心を刺激し楽しく学習できる教材・知育グッズ2選
  6. 家庭学習を進めるときの大事なポイント
  7. 学研サイトで家庭学習をもっと楽しく!
  8. まとめ

家庭学習は可能? 4歳の発達の特長

4歳はまだまだ小さくかわいらしい時期です。「家庭学習をはじめても問題ないのか」「まだ早いのではないか」と、不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、4歳は心身ともにいちじるしく発達します。「なぜ」「どうして」などの問いかけが増え、学びに対する探求心が深まる時期なので、家庭学習をはじめるのにも適した年齢といえるでしょう。
もちろん、発達のはし方はお子さんそれぞれによって大きく異なるので、あくまで目安にしていただければと思います。

【4歳児の発達の特長】

  • 運動能力が発達し、思いどおりに体が動かせる
  • 手先が器用になる
  • 生活習慣が身につき自分のことは自分でする
  • 友だちと積極的にコミュニケーションをとる
  • 協力したり競争したりすることを楽しむ
  • 他者からの指示や要求に応えられるようになる
  • 語彙が増え、会話を楽しむ など

 

幼児期に家庭学習をはじめるメリットは?

幼児期に家庭学習をはじめるメリットはいくつかあります。その中でも「学習習慣が身につくこと」は実感しやすいメリットのひとつです。自然と机に向かうことができるようになるので、小学校に入学し、家庭で宿題などをするときにも役立つでしょう。

また、保護者の方といっしょに考えたり問いに向き合ったりすることで、コミュニケーションの時間が増えるのもうれしいポイントです。子どもは愛情を受け取ることで、情緒が安定し心が豊かになります

手軽にはじめられるのも家庭学習ならではのメリットでしょう。幼児教室のように大勢の中でいっしょに決まった時間に学習するわけではないので、いつでもどこでもはじめることができ、お子さんのペースで進めることができます。

4歳からの家庭学習に適した教材の選び方

幼児期の子どもが取り組める家庭用学習教材は、種類も数もたくさんあります。そのため「自分で選べない」「教材の違いがわからない」といった悩みがあるかもしれません。
ここでは、4歳を含めた3~5歳児のための、教材の選び方をご紹介します。家庭学習の効果をより実感するためには、お子さんの様子や発達に合わせて、適切な教材を選ぶことが大切です。

楽しく進められる

子どもが家庭学習はつまらないと感じてしまうと、学習の時間を嫌がるようになる可能性があります。特に3~4歳では、机に座りじっとしていることが難しい子もいるでしょう。

無理やり机に向かわせるのではなく、ゲーム感覚で取り組める教材を選び「家庭学習=楽しい」と実感させるとよいでしょう。楽しいからまたやりたいと思うようになれば、モチベーションが向上し自発的に取り組むようになります。

興味のある内容をチョイス

文字や数字が好きな子、乗り物が好きな子、絵本や図鑑が好きな子がいるように、子どもによって興味関心の対象はバラバラです。また、発達の度合いもさまざまなので、そのときの子どもに合う教材を選ぶようにしましょう。幼児期の家庭用学習用教材には、子どもが関心をもちやすいよういろいろな工夫がなされています。

教材には対象年齢があるので、ひとつの目安として参考にしましょう。学習教材は対象年齢と合致していなくても問題なく使用できます。お子さんの興味や発達を考慮して、異なる年齢の教材を選んでみるのもいいですね。

毎日コツコツ取り組める

学習習慣を身につけたいときには、毎日少しでも集中する時間を設けることが大切です。教材は毎日短時間ででき、コツコツと進められるようなものを選びましょう。

子どもの集中力は大人が思う以上に短く、目安は「年齢+1分」程度といわれています。学習習慣が身につくと、10~15分程度は集中できるようになりますが、それまではこの時間を目安に学習を進めましょう。

学習する前に「時計の長い針が〇のところになったら終わりにしよう」「この1枚だけやろう」と、あらかじめゴールを設定しておくのもポイントです。目標がはっきりとすると、やる気アップにつながります。

毎日の家庭学習に! 3・4・5歳児向けドリル10選

家庭学習に使用するドリルを選ぶときは、「楽しくできる」「毎日コツコツと進められる」「興味のある内容のものを選ぶ」といった点を意識しましょう。ここでは3・4・5歳児対象の、家庭学習にオススメのドリルをご紹介します。各ドリルの特長や内容、オススメポイントを記載するので参考にしてみてくださいね。

7さいまでに身につけたいくせのない きれいな字になる ひらがなれんしゅうちょう」

文字を学習する際に活用したいドリルです。表裏2ページでひらがな1文字を30回も練習できます。書き順や字をきれいに書くポイントを記載しているので、文字習得を目指す3~5歳のお子さんにオススメです。

このドリルは、子どもたちが実際に書いた字をもとに間違えやすいところを説明しています。「どこが間違っているのか」「どうすればきれいに書けるのか」がスムーズにわかるでしょう。

「3~4歳 こうさく」

このドリルは、「切る」「貼る」「折る」といった緻密な作業を系統立てて学習できるのが特長です。手指を動かす作業は、脳の働きを活性化させる効果があります。考える力や創造力を高めたいときに、使用しましょう

教材は、はさみやのりを使った工作をメインにした内容です。完成した作品は楽しく遊べます

家庭学習での指導ポイントを保護者向けに解説した「おうちのかたへ」のコーナーがあるので、はじめての家庭学習に向いているでしょう。

「3~4歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう」

音読しながら、語彙力や記憶力、表現力を高めるドリルです。物語や豆知識、早口言葉にことわざなど、さまざまな内容が収録されています。書体や文字の大きさは小学校1年生の教科書に合わせているので、就学準備にもピッタリです。

読み終わったら貼れるシールや、ゲーム感覚で楽しめる間違い探しもついているので、「うれしい」「楽しい」といった気持ちを自然に引き出します。やる気を維持し学習習慣を身につけたいときに活用しましょう。

「てんつなぎ」

京都大学出身のパズル博士「東田大志」が問題づくりに協力したドリルです。少し難しめですが、やりがいがあり達成感や忍耐力が身につきます。

ドリルの内容は、点と点を線でつないでいき、最後には絵ができあがるといったものです。すべての点には数字が振られ、小さい数から順につないでいく必要があります。数をかぞえられなければ進められないので、数字の学習にもなるでしょう。

「4~6歳 アルファベット abc・たんご」

英語の学びを深めたいときにオススメのドリルです。オールカラーのイラストがたくさん入っているので、絵本のようなわくわく感がありどんどん進められます。また、シール貼りや迷路、線つなぎなど、子どもが楽しく学習できる内容になっているのもポイントです。

書いて消せるおけいこボードつきなので、反復練習もできます。アルファベットや単語をしっかりとインプットしたいときに活用しましょう。

「まちがいさがし」

間違い探しを楽しみながら、考察力や観察力を養うドリルです。2つの絵を比較しながら、間違いを探していきます。シルエットクイズや鏡絵探しなど、さまざまな種類の問題が用意されており、お子さんひとりでも保護者の方といっしょでも、くりかえし楽しめます。

数や文字といった、集中力が必要とされる単元を学習する前の、導入にもオススメです。比較的やさしい問題であれば短時間ででき、集中力を養うのにも適しています。

「めいろ」

ノートタイプで手軽にはじめられる迷路ドリルです。迷路は、「この道に進むと行き止まりかな」「こっちの道にしよう」と考えながら進めるので、洞察力や判断力が身につきます。

がんばって目標を達成できたときには、付属のおけいこシールを活用しましょう。シールはモチベーションアップにつながります。また、シールの数で今までのがんばりを一目で確認できるようになり、自信にもつながるでしょう。

「こども知能パズルプラス きりがみワーク」

図形問題をたくさん収録したドリルです。模写や反転、回転、切り紙体験などを通して、空間認識能力を養います。繰り返し練習することで、図形がどうなるかを頭の中で想像するクセがつき図形問題に強くなるでしょう。

小学校受験の学習塾「フォレスト幼児教室」室長の、武田澄子氏が監修しています。図形問題の模擬テストつきです。小学校受験を検討中の際にも、一度試してみてはいかがでしょうか。

「4歳 たしざん」

足し算の基礎固めができるドリルです。小学校1年生で習う足し算を、幼児期の子でもわかりやすいよう、イラストで解説をつけて紹介しています。ただ計算ができるようになるだけでなく、数の考え方や意味をしっかりと理解できるので、就学前の予習に最適です。

ドリルは、1ページずつはがして使うこともできます。「この1ページだけ」とゴールが見てすぐにわかるので、集中しやすくやる気アップにもつながるでしょう。

「4~6歳 かず かたち すいり」

算数の力を育てるドリルです。「かず」「かたち」「すいり」の3つのジャンルを収録しています。前半は3歳ごろの子どもでも楽しく進められ、後半に進むにつれて問題の難易度が上がっていく内容構成です。1ページ達成するごとにシールがもらえるので、学習意欲の向上に役立ちます。

また、「かずかたち検定 ゴールドスター」の過去問題もついてくるのが、うれしいポイントです。小学校受験の準備や、知識のアウトプットとしても活用できます。

好奇心を刺激し楽しく学習できる教材・知育グッズ2選

知育グッズを使った家庭学習は、ストレスを感じにくいのがメリットです。遊びながら楽しく学習できる知育グッズを活用して家庭学習の習慣を無理なくつけましょう。

ここでは、子どもの好奇心を刺激し発達を促す知育グッズを2つご紹介します。各知育グッズの特長やオススメのポイントを解説するので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

日本列島ジグソー

日本列島、各都道府県をピースにしたパズルです。都道府県の位置や名前、形の記憶を促します。またこのパズルには、各地の名産品や世界遺産といった雑学の記載があります。日本地図のポスターがついてくるのもうれしいポイントです。小学校で習う地理(社会)の内容を予習できます。

パズルは手先の運動にもなるため、脳の働きを活性化させる効果も期待できるでしょう。ドリルやワークで学習する前の、脳の準備運動としても使用できます。

あいうえお・ABC でんしゃタブレット

ひらがな学習に適した知育玩具です。タブレットにはひらがなが1文字ずつ記載されており、ボタンを押すと文字の読み方が流れる仕組みになっています。「きかんしゃ=き」「こまち=こ」といったように、乗り物の名前と関連づけながら学んでいくので、楽しくひらがな学習ができるでしょう。

ひらがな以外にも英語や数、電車の走行音、電車クイズ50問などが収録されており退屈することなくくりかえし遊べます。大きすぎないサイズなので、お出かけの際にも役立つでしょう。

家庭学習を進めるときの大事なポイント

家庭学習をはじめると、ときには「集中できない」「あまりやりたがらない」などと悩むことがあるかもしれません。子どものやる気を引き出し、学習習慣を身につけるためには、保護者の方もいっしょに取り組むことが大事です。ここでは、家庭学習の進め方のポイントを3つご紹介します。

集中できる環境をつくる

学習をする際、近くに玩具があったりテレビがついていたりするとなかなか集中できません。静かに落ち着ける環境をつくりましょう。目につく場所には学習に使用するものだけを置くと、注意が散漫しにくくなります。

きょうだいがいる場合は、「家庭学習が終わるまでゲームをしない」「学習中は話しかけない」といった基本的なルールを守るようにするなど、家族にも協力してもらいましょう。

保護者もいっしょに取り組む

はじめて学ぶ内容をひとりで理解するのは、大人でも難しいものです。わからないところは保護者の方が丁寧に解説し、学習の進め方を決めるなど、サポートしましょう。保護者の方がいっしょに進めると、お子さんは安心して取り組めます。

また、苦手分野や集中力がどれくらい続くのかを把握できるので、学習計画を立てる際にも役立つでしょう。子どもの成長や発達、興味関心に合わせて教材を提供できるようになれば、より高い学習効果を期待できます。

シールやスタンプでごほうびを!

家庭学習を導入する際には、「楽しいからもっとやりたい」と自発的に行動できるよう気持ちを盛り上げるとよいでしょう。無理にやらせるよりも自分の意思で学習するほうが、探求心が出てより効果的に学びが深まります。

学習後にはシールやスタンプなどのごほうびをあげるといいですね。「こんなにがんばったんだ」と達成感や自信にもつながるでしょう。いつもごほうびをあげるのではなく、「集中できたとき」「全問正解したとき」などルールを決めるとメリハリがつきます。

学研サイトで家庭学習をもっと楽しく!

家庭学習をはじめる際には、「どのように進めよう」「教材がありすぎて選べない」と困ってしまうこともあるでしょう。教材選びでお悩みの際には、ぜひ学研サイトをご活用ください

学研ホールディングスでは、就学前のお子さんにご利用いただける「幼児ワーク」をご用意しています。シールや迷路といった楽しく学べる知育ドリルから、文字や数字など小学校で習う単元の予習ができる本格的なドリルまで、種類が豊富です。学研出版サイトから、インターネットでご購入いただけます。

まとめ

4歳は心身ともに大きく成長する時期です。知的好奇心も旺盛になるので、家庭学習をはじめるのに適した年齢といえます。家庭学習を効果的に進める際のポイントは、「毎日少しずつ」「楽しく学ぶ」「興味や発達に合う教材を使用する」の3点です。

ただ、家庭学習は進め方や使用する教材を選択する際の自由度が高く、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。学研では、「幼児ワーク」など家庭用学習教材を提供しています。家庭学習で使用する教材選びにお困りの際は、ぜひご利用ください。「幼児ワーク」は学研出版サイト(ショップ学研プラス)、ネット書店から購入できます。

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