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子育て

【親子で知っておきたい 季節の行事】 6月 ~衣替え~

【親子で知っておきたい 季節の行事】 6月 ~衣替え~

「6月1日を目安に夏の制服に衣替えをしましょう」
先生のお話を聞いているときや、教科書や本を読んでいるときに、祝日や記念日、毎年決まって行われる年中行事(ねんちゅうぎょうじ)のことが話題になることはありませんか。
このコーナーでは、親子でぜひ知っておきたい季節の行事を紹介していきます。毎日の暮らしが、より楽しくなるはずです。

衣替え ~夏服に着替える日~

四季のある日本では、これから暑くなる6月に、冬服から夏服へと着替える習慣があります。特に、制服のある学校や会社では、6月1日を衣替えをする日の目安にしています。
制服だけでなく、ふだん着ている衣類の入れ替えも行います。衣類は、汚れを取って乾燥させ、防虫剤を入れて、しまいます。

そして、秋から冬に向かう10月1日には、夏服から冬服への衣替えがあります。
ただし、日本の国土は南北に長く、気温差が大きいので、衣替えの時期に差があります。北海道では半月ずれた6月15日と9月15日に、南西諸島では5月1日と11月1日に多く行われています。
昔は、日本の各地で6月1日と10月1日に、いっせいに衣替えが行われましたが、現在では気温の変化に応じて、そのころを目安として昔よりゆるやかに行われています

衣替えのしかた


1.一度着たものは、しまう前に洗う。
2.しまう衣類を日かげに干して、湿気を取り除く。
3.防虫剤を、しまう衣類の上に置く。

クール・ビズ


地球温暖化が大きな問題となっている現在、衣替えの時期を臨機応変にずらすだけでなく、夏の仕事用の服や制服自体にも見直しが始まっています。この見直しの動きは、2005年より「クール・ビズ」の名称で広がりました(クールビズとも表記します)。
冷房のための電力の削減を目指して、28度以上の室温でも快適に過ごせるように服の軽装化が進んでいます。

 



出典
『絵でわかる社会科事典 第2期 ④年中行事・祭り』
学研プラス(編)/ 帝京大学教授 鎌田和宏、目白大学教授 鈴木章生(監修)
定価:6,050円(税込)

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