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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2022年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

8.学習について
好きな教科/嫌いな教科
★8年連続「算数」は“好き”・“嫌い”で1位

【図】一番好きな教科は何ですか

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【図】一番嫌いな教科は何ですか

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小学生が「一番好きな教科」に選んだのは、8年連続で「算数」となった。続いて「体育(保健体育)」、「図画工作」、「国語」、「好きな教科はない」の順となっている。
一方で「一番嫌いな教科」については、「嫌いな教科はない」を除いて、1位が「算数」、「国語」、「体育」、「道徳」の順となった。「算数」「体育」「国語」の3教科については、「好き・嫌い」それぞれで上位に入っている。

好きな教科・嫌いな教科上位の算数、国語を男女比較で見てみよう。
「算数好き」は、男子が30.3%、女子が14.7%と大きな差があり、この傾向は小学1年生から6年生まで変わらない。「算数嫌い」は、男子14.5%、女子34.2%と好きの逆で、こちらも学年通して同様の傾向になった。
「国語好き」は、算数とまったく逆の傾向で、男子8.8%、女子18.7%、「国語嫌い」は、男子27.8%、女子10.7%となっている。 この算数、国語の好き嫌いの構図は、1999年の調査以来続く傾向である。
ただし、「好き嫌い」を、「将来役に立つと思う教科」というアンケートで教科ごとに男女差を見てみると、ぐっと小さくなり、算数で男子33.7%、女子25.0%で8.7ポイント差、国語で男子23.7%、女子25.2%で1.5ポイント差になる。算数、国語ともに嫌いでも必要な教科として認識されていることがわかる。

「外国語」は、役に立つと思う教科として算数、国語の次にあがっているが、男女とも「好き」「嫌い」で順位が低く、「好き」男子8位、女子7位、「嫌い」男子9位、女子8位となっている。

「体育」は、好きが男子21.3%、女子13.7%、嫌いは男子5.2%、女子9.0%と、男女の違いが顕著だ。学年別では、男子が3年(22.0%)、4年(23.0%)、5年(28.0%)で好きな割合が高く、女子は、嫌いが4年(18.0%)、5年(10.0%)と一番高い。

「図工好き」は、全体順位は3位だが、学年が上がるにつれて、「好き」の割合が減ってくるのが特徴的で、1・2年の平均19.8%が、5・6年の平均7.3%と半分以下まで減ってしまう。「嫌い」の割合は学年によって大きな変化がないので、内容・カリキュラムと興味の対象が変わっていくということなのだろうか。