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高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
お年玉(金額・使い道)
★一番お年玉の額が少ないのは高校3年生!

【図15】2018年にもらったお年玉の総額を教えてください。

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高校生はお年玉をどれぐらいもらっているのだろうか。

調査の結果、平均総額は22,579円であった。男女別では、女子の方が男子よりも892円高かった。学年別の推移を見ると、男女とも高校2年生が最も高く、高校3年生は最も低い結果になっている。

2017年度調査の小学生の「お年玉の総額」では、学年が上がるにつれて金額も増える傾向がみられたが、高校生については、その傾向がない。

高校3年生については、「自由に使えるお金の収入源」の調査も合わせて考えると、アルバイトを収入源とする生徒の割合が1・2年生と比べて増えており、自由に使えるお金をふだんから自分で稼いでいることや、受験を控えて外出の機会や親戚等と会う機会が減ることもあってか、お年玉をもらう機会が少なくなる可能性が考えられる。

★半数以上が貯金をする堅実派!

【図16】2018年にもらったお年玉の主な使い道は何でしたか。(複数回答可)

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高校生たちは、もらったお年玉を何に使っているのだろうか。

最も多かったのは「貯金」で52.2%、次に「洋服や服飾品」で23.8%、「本・雑誌」で18.2%という結果になった。

男女別に見ると「洋服や服飾品」「ゲーム機・ゲームソフト」に大きな違いがみられた。「洋服や服飾品」については、女子が37.9%であるのに対して、男子は9.7%とその差は28.2ポイント。一方、「ゲーム機・ゲームソフト」については、男子が30.3%であるのに対して、女子は4.7%で、その差は25.6ポイントだった。このことから、女子は「洋服や服飾品」、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」にそれぞれ関心が高いことが読み取れる。