朝食は体内時計をリセットし、活力のある一日をスタートさせるうえで重要な役割をもつ。とくに発育において朝食は欠かせない習慣であるが、中学生は毎日の習慣として朝食をとっているのだろうか。

結果をみると、全体の97.5％が朝食をとっていることがわかった。これは小学生白書2017の調査結果 である98.3％とほぼ同じ割合であり、学年間での大きな差はみられない。しかし、「決まった時間に食べている」と回答した中学生、つまり規則正しく朝食をとっている割合は全体の86.3％であり、朝食をとる習慣がないか、あるいは規則正しくとっていない割合が13.7％となった。この割合は、男子は学年が上がるほど高くなっており、また1年生女子(19.0％)がとりわけ高い値である。