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白書シリーズWeb版

幼児白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
好きな色・嫌いな色
★幼児期から男女で好みが分かれるが、「赤」は男女ともに人気!

【図11】あなたの好きな色・嫌いな色は何ですか。

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【図12】好きな色

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【図13】嫌いな色

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色の好みは幼児期から分かれるのだろうか。
年齢・性別の全体平均でみると、好きな色の1位は「ピンク」(49.1%)、2位「青」(40.2%)、3位「赤」(39.7%)となった。

男女別でみると、好きな色・嫌いな色についての傾向は顕著にみられ、幼児期から男女で色の好き嫌いが分かれていることがわかる。女子は圧倒的に「ピンク」が好きな子どもが多く(84.0%)、男子は半分以上の子どもが「青」が好きだと答えている(60.3%)。しかし、男女ともに「赤」を好きな色に挙げる割合は高く、男子は番組コンテンツのヒーローが「赤」を基調としていることが多いこととの関連があるのだろうか。

一方、全年齢で嫌いな色は1位「黒」(15.8%)、2位「灰色」(13.2%)、3位「茶色」(12.1%)となった。しかし、最も高い割合となった「嫌いな色はない」は、半数超えの64.8%であった。特に「嫌いな色はない」男子の割合が同年齢の女子に比べて高いことがわかる。

嫌いな色として「黒」「灰色」「茶色」を挙げた4・5歳女子の割合は同年齢の男子に比べて高いことから、女子の方が年齢が上がるにつれて嫌いな色へのこだわりが強くなることがうかがえる。