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白書シリーズWeb版

中学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「中学生の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・情報通信機器について
自由に使える通信機器
★3年前よりスマートフォンの保有率が増加

【図9】家庭内で自由に使える通信機器を教えてください。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

2020年3月から5Gがスタートし、通信環境も著しく進化を遂げている近年、中学生はどのような通信機器を使用しているのだろうか。

利用者が多い機器を順にみると、1位「スマートフォン(子ども専用)」(55.2%)、2位「パソコン(家族と共有)」(47.8%)、3位「ゲーム機(子ども専用)」(31.7%)となった。2017年度調査と比べると、1位と2位が逆転する結果で、特に「スマートフォン(子ども専用)」については、2017年度調査では40.3%、2020年度調査では14.9ポイント上昇の55.2%となり、この数年でのスマートフォンの保有率増加の動きが見て取れる。

また、2020年度調査より追加された「学校や塾から配られたパソコン(子ども専用)」(1.7%)、「学校や塾から配られたタブレット(子ども専用)」(5.5%)、「学校や塾から配られたスマートフォン(子ども専用)」(0.7%)の項目に対して、まだ少数ではあるが、該当すると回答した中学生がみられたことは注目すべき点である。とくに「タブレット(子ども専用)」と「学校や塾から配られたタブレット(子ども専用)」を合わせると24.3%に上り、2017年調査時の12.3%と比較すると大幅に増加している。