トリシアQ&Aコーナー

大好評の「トリシアQ&Aコーナー」は、こちら!
南房先生、小笠原先生、キャラクター、編集部員がお答えします!!
これからも更新していくので、あなたの質問やリクエストをどんどん送ってね☆☆☆

第3回

たくさん質問、いただいています!
特に、一番たくさんいただいていた、アーエスへの「あの質問」は、最後にアリマスよ☆
早速、インタビュアー南房先生から、仲間たちに答えてもらいましょう!

『トリシアただいま修行中』の時には『猫目』が使えなかったのに『トリシア先生、急患です』の時には『猫目』が使えるようになっているんですか?
☆.。:* 南房
これはもちろん、本人に……。
☆.。:* トリシア
「えっ?『猫目』が使えるようになったかって? あのね、わたしだって、毎日少しずつだけど成長してるんだからね! さすがに初歩魔法の『猫目』ぐらいは使えるようになったわよ!」
☆.。:* レン
「ちなみに、『猫目』は一番呪文の短い魔旋律。ほとんど聞こえないぐらいの短い音で、魔法の波動である『呪波』を直接、眼球に送り込んで、視力を活性化するんだよ。まったく、こんな簡単な魔旋律にてこずるなんて、考えられないな」
☆.。:* トリシア
「わっ! レン、どこから出てきたのよ!? ちょうどいいわ。私が『猫目』ぐらい簡単に使えるってこと証明するから、実験台になりなさい」
☆.。:* レン
「えっ! 僕が!?」
☆.。:* トリシア
「他に誰がいるのよ! じゃあ、いくわよ! ええっと、指を額に当てて……ほら!」
☆.。:* レン
「……パット、昼間、明るい場所で『猫目』をかけても、効果は分からないって」
☆.。:* トリシア
「じゃあ、この大きな箱を頭にかぶって! ……どう? 見えるでしょ?」
☆.。:* レン
「……全然見えない。完全に真っ暗。むしろ、普通より見えなくなってる」
☆.。:* トリシア
「あれ? おっかしいな~、十回に二回か三回は、成功するのにな~?」
☆.。:* レン
「……この魔法、解けるんだろうね?」
☆.。:* トリシア
「あははは……。さよなら~!」
☆.。:* レン
「あ、こら! 待て~っ!」
☆.。:* 南房
……どうやら、できないことはないけど、当てにはならないようです。
おしゃべりフクロウは、『トリシア、指名手配中!?』以来、どこで何をしているんですか?
☆.。:* 南房
この質問、たまたま本人が来ているので、直接答えてもらいましょう。
☆.。:* おしゃべりフクロウ
「は~い! 全世界六十億のおしゃべりフクロウファンのみんな~! おっ久し振り~!」
☆.。:* 南房
うん。久し振りだね。どうしてた?
☆.。:* おしゃべりフクロウ
「いや~、さすがに王都で仕事するの、ヤバいからね~。最近はエドラルとかカール・ナライのほうで暴れてんの」
☆.。:* 南房
エドラルやカール・ナライは、アムリオン王国の南の方の街だね。
でも、相変わらず、泥棒を?
☆.。:* おしゃべりフクロウ
「しっつれいね! 心を入れかえて、悪いやつからだけ、盗むようにしてるわよ! ま、それはともかく! そのうち、っていうか、近いうちに、あのへちゃむくれのトリシアに仕返しに行くからね! 負けたまま引っ込んでたら、怪盗おしゃべりフクロウの名がすたるってものでしょ!? ファンのみんな、待っててね!」
☆.。:* 南房
……ファンなんて、いるのかな?
トリシアはレンのことをどう思っているの? また、アンリ先生のどこが好きなの?
☆.。:* 南房
これもやっぱり本人しか答えられないだろうなあ。トリシア、もう一回答えて。レンのこと、どう思ってる?
☆.。:* トリシア
「え~、レンのこと? う~ん。なんか、気がついたら、ずっといっしょだったって感じなのよね。レンがそばにいないなんて、ちょっと考えられないかな? けど、あいつって、結構、優柔不断で頼りないのよね。アンリ先生の真似して、こっそり剣術の練習もしてるけど、全然ダメ! あれじゃ百年経ってもアンリ先生には勝てないわね。それに、年上の美女に弱い! アムレディア王女の前だと、デレ~ッとしちゃって! ……って、思い出したらだんだん腹が立ってきた!」
☆.。:* 南房
じゃ、じゃあ、レンのことはとりあえず置いておいて、アンリのどこが好き?
☆.。:* トリシア
「やっぱり、何でもできる人ってあこがれない? 優しいし、魔法も剣も超一流。……あ、でもダンスはダメみたいね、アムレディア王女の話だと」
☆.。:* 南房
何でもできる人っていうのは言い過ぎ……。
☆.。:* トリシア
「そこ! 無能な人間がひがまない!」
☆.。:* 南房
……はい。
☆.。:* トリシア
「でもね、アンリ先生の一番好きなところは、頭を撫でてもらうと、すっごくあったかい気持ちになるところ。わたしがここにいて、よかったって思えるところ。アンリ先生に会う前のわたしたちって、ひどい時には三日に一度しか食べ物が見つけられないような生活だったんだよね。生きてて楽しいことなんか全然なくって、自分なんか生きててもしょうがないって思ってた。でもね、アンリ先生はそんなわたしたちを認めてくれたの。わたしたちに、生きててほしいって言ってくれたんだ。それだけじゃないよ。魔法を、夢中になれることを教えてくれた。大好きになって、当然でしょ?」
アーエスに好きな人はいるんですか?
☆.。:* 南房
アーエス、君に質問だよ。好きな人はいるのかって。
☆.。:* アーエス
「……モコモコ」
☆.。:* 南房
モコモコって、ポムのこと? ポムは人間じゃないから、人間では誰?
☆.。:* アーエス
「特に……なし……あえて……言うなら……この……自分?」
☆.。:* 南房
……ああっと、ショーンとかは?
☆.。:* アーエス
「……あの……乙女少年……かなり……どうでもいい……存在?」
☆.。:* 南房
じゃあ、ベル?
☆.。:* アーエス
「……手の……かかる子……私がいてあげないと……聞くも涙……語るも涙の……ダメ人生に……」
☆.。:* 南房
あはは、そう? まるで保護者だね。(ベルはベルで、自分のほうがアーエスの保護者だと思ってるんだろうなあ……。)
まあ、君の場合、なかなか本音を口にしないからね。ほんとはショーンやベルのことが大好きでも、絶対にそうは言わないでしょ?
☆.。:* アーエス
「……変なことを……言うと……呪うから」
☆.。:* 南房
でも……。
☆.。:* アーエス
「……呪われたいんだ?」
☆.。:* 南房
……というわけで、好きな人は自分、ということでした!

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というわけで、第3回Q&Aコーナーはいかがでしたかっ!?
「アーエスの好きな人」にかんしては、たーくさん質問をいただいておりました♪♪♪
いかがだったでしょうか?? え? まだ信じられない??
ではでは次回もまた、南房先生に決死の(?)インタビューをお願いしちゃいますか!
ご質問、お待ちしております☆