トリシアQ&Aコーナー

大好評の「トリシアQ&Aコーナー」は、こちら!
南房先生、小笠原先生、キャラクター、編集部員がお答えします!!
これからも更新していくので、あなたの質問やリクエストをどんどん送ってね☆☆☆

第16回

前編

夏だ! 海だ! ……でも、ここ何年か海行ってないなあ。旅行自体、一年してないし。ま、気を取り直して、まずはこの質問。

レンはアンリをどのくらい、尊敬・信頼してるの?
☆.。:* レン
「僕にとっては一番の目標。どのくらい尊敬してるかって聞かれると困るけど、ある問題が起きて、僕が考えた解決策とアンリ先生が考えた解決策が違ってたら、迷わずに先生の策を実行するね」
☆.。:* アンリ(苦笑い)
「僕はそれほど立派な人間じゃないんだけどなあ」
??知ってる。ていうか、アムにやり込められてる姿、みんな見てるし。
☆.。:* アンリ
「君にだけは言われたくないけどね」
アンリの、トリシア・レンの第一印象は?
☆.。:* アンリ
「もうずいぶん前の話になるけど、レンはかなり生意気な感じだったよ。トリシアは……今よりずっと落ち着いてたかも」
☆.。:* レン(うなだれて)
「あ、あのころの話かあ。……なかったことにして欲しいな」
☆.。:* トリシア
「今より落ち着いてたって、先生の中でわたしの評価が今は下がってるってこと!? これ、絶対レンのせいだからね!」
☆.。:* レン
「まぁた、人のせいにする。自分が悪いんだろ?」
☆.。:* トリシア
「どうしてよ! わたしはずっと大人しくって、可愛くて、その上……」
☆.。:* アンリ
「……やっぱり、あんまり前と変わっていないね」
トリシア、レン、キャット、プリアモンド、リュシアン、エティエンヌ、ショーン、ベル、アーエス、エマ、フィリイに質問です。歌が上手い順番を教えて下さい。トリシアとレンの合唱も聴いてみたいです。
☆.。:* リュシアン
「順番をつけるようなことではないが……」
☆.。:* トリシア
「一番はやっぱりリュシアンだよね。アンリ先生とフェリノールも同じくらい上手いけど。次がアーエス。その次が私で……」
☆.。:* ベル
「ちょっと待った! 少なくとも、あんたよりあたしの方が上手いわよ! ね、レン先輩?」
☆.。:* レン
「あ、あんまり違いはないような気がするけど。二人とも上手いって」(なんとなく、逃げたそう)
☆.。:* エティエンヌ
「僕はプリアモンドより上手いと思うよ。ショーンも僕と同じくらい」
☆.。:* エマ(真っ赤)
「わ、私は……」
☆.。:* アーエス
「……エマは……三番目……あとは……トリシア……ベル……レン……ショーン……エティエンヌ……プリアモンド……フィリイ……キャスリーンの……順番」
??まあ、そんなところだろうね。
☆.。:* フィリイ
「私ー、下から二番目ですかあー?」
☆.。:* キャスリーン
「ふん! 時代が私の歌に追いついていないだけですわ!」
☆.。:* アーエス
「……キャットが……歌うと……近所の……食べ物が……腐る」
??ちなみに、レンとトリシアで合唱は?
☆.。:* レン・トリシア
「恥ずかしいから絶ーっ対イヤ!」
トリシアに訊きたいです。告白されるならどこで、どんな感じがいいですか?レンは聞いてた方がいいかもね!
☆.。:* トリシア
「まあ、二人だけの秘密の場所っていいよね。二人で普通に話してて、途中で自然に告白されるの。あと、レストランとかもいいかも。もちろん食事はデザートつきで!」
??結局、食い気か?
??ええっと、次は……まとめて質問がきてる。
  • 1、フローラの3巻って出る予定とかあるんですか?
  • 2、トリシアは医学の勉強とか、レンは魔法とか、勉強大変そうなんですけど、夜更かしとか徹夜とかってあるんですか?
  • 3、レンの一番得意な魔法を、具体的に教えてください☆
  • 4、トリシア&ベル&フローラ&イザベラが喧嘩しだしたら、どうなるか、レンとオーウェン、想像しちゃってください!
??まずは1、フローラについて。三巻が出る予定は今のところないけど、このHPで時々、短編が載るから見てね。この前のエピソードではエジプトに行ってたけど、そろそろスペインに着く予定だよ。
次、2、トリシアとレン。夜更かしとか徹夜について。
☆.。:* トリシア
「急患が来るから、夜更かしや徹夜って結構あるかも」
☆.。:* レン
「僕は、君に呼び出された時だけ」
☆.。:* トリシア
「わたしのせいにする訳!」
☆.。:* レン
「だって、そうだし。ていうか、さっきはアンリ先生に嫌われたの、僕のせいにしたくせに!」
☆.。:* トリシア
「き、嫌われてるってまで言う!?」
??ああっと、次は3、レンの得意な魔法だってさ。
☆.。:* トリシア(レンより先に)
「落とし穴の魔法」(大笑い)
☆.。:* レン
「そうだよ! 悪かったね!」
??4、レンとオーウェン、四人が喧嘩したらどうなるか、想像してみてくれって。
☆.。:* レン
「できればこの連中のこと考えないで、平穏に過ごしたいんだけど?」
??だめ。
☆.。:* オーウェン
「この四人ってさ、喧嘩にはならないと思うよ」
☆.。:* レン
「あははは、まさか?」
☆.。:* オーウェン
「みんな自分勝手だろ? どうせ誰も、相手の話してることなんか聞いちゃいないさ」
☆.。:* レン
「なるほど!」
??喧嘩よりよっぽどひどいこと想像してるな、君たち。
リュシアンとエティエンヌはどうしてそんなに髪が長いんですかー?
☆.。:* リュシアン
「別に髪を切ったからといって、頭が良くなるわけでも剣が上達する訳でもないからな。まあ、自分に似合う髪型にしてるというだけのことだ。この髪型をプリアモンドがしていたら、爆笑だろう?」
☆.。:* エティエンヌ
「プリアモンドは短いけど、あれは手入れを面倒くさがってるだけ。短くしていいことって……洗った後、乾くのが早いことぐらいだよね」
☆.。:* リュシアン
「要するに、髪が短い奴は怠け者で不器用だと言うことだ」
☆.。:* プリアモンド
「か、髪の毛のことだけで、こんなにけなされるとは思ってなかった」
レンに質問です。女の子に告白されたことありますか? レンはちょっと恋愛に鈍いから気付かないこともあるかな?
☆.。:* レン
「前は何度かあったけど、最近は……」
☆.。:* ベル
「先輩! あたしが毎日してるでしょ!」
☆.。:* ショーン
「日課か!? 告白って日課なのか!? 普通、一人相手に一回だけだろ!」
☆.。:* ベル
「あたしは愛の挑戦者なのよ!」
☆.。:* アーエス
「レン……結構……女の子に……囲まれるけど……ベルが……邪魔するから」
☆.。:* ショーン
「それでトリシア以外は告白されないのか? 気の毒というか……」
☆.。:* トリシア(ショーンの胸倉をつかんで)
「わたしは告白してない。そのあたり、間違えないように!」
☆.。:* ショーン
「……はい」
☆.。:* アーエス
「誰も……邪魔しない……のに……告白……されない……ショーンは……?」
☆.。:* ショーン
「その点には触れるなああああ!」
リュシアンに弟子入りしたアーエスの心身が心配です。ひどいことされてない?言われてない? 元気? 生きてる? あー、アーエスー! 心配だよー!!
☆.。:* リュシアン
「いいか、よく聞け。ひどいことをされているのはこっちの方だ。女性が近づいてくると、過去の恋愛話を歌にしてバラすわ、黙って俺の部屋を調べて秘密を探ろうとするわ、毎日毎日、勝手に俺の名前で予約して、一流料理店に食べに行くわ……」
☆.。:* アーエス
「……ごっそぉ……さま……です」
みんなは、どんな本を読んでますか? 私は「トリシアシリーズ」みたいなファンタジーが好きです☆とくに、レンとアンリに訊きたいです!
☆.。:* トリシア
「わたし、最近いそがしくてあまりふつうの本は読んでないけど、魔法医学関係の本は読んでるよ」
??この前、『リリアーネ』シリーズ、貸したろ?
☆.。:* トリシア
「うん、あれはすっごく面白かった! 誰かさんが書いたのより!」
??……早く返せ。
☆.。:* トリシア
「無理。最初、ショーンに回して、次がアーエスで、今キャットが読んでる」
??キャット? あいつに貸すのイヤなんだよなあ。本、食べかすとかで汚されるから。
☆.。:* トリシア
「そんなこと言ってるから、人間が小さいって言われるんだよ」
??放っといてくれ! 他のみんなは?
☆.。:* レン
「騎士物語はよく読むよ。昔の吟遊詩人が作った話をまとめたもの。前にそっちの世界のアーサー王の物語も借りて読んだよ」
☆.。:* ベル
「あたしも先輩と同じ! ……って言いたいんだけど、ごめん、読んでない。字を見ると、眠くなっちゃうんだよね」
☆.。:* アーエス
「音楽の……本……それに……詩集……ショーンに……借りた……」
☆.。:* ショーン
「さらりとバラすなあああ! べ、別に詩集ばかり読んでる訳じゃないぞ。いろいろ読む中に、たまに詩集があるだけだ!」
☆.。:* シャーミアン(小声で)
「私はだな……恋愛小説をちょっと。今、人気のシリーズがあって……」
??知ってる。メデューサが書いたやつだろ? 実はメデューサって小説家なんだ。
☆.。:* シャーミアン
「あれ、メデューサが書いたのか!? イメージが違うぞ!」
☆.。:* トリシア
「あの子、そんな仕事してたんだ」
??アンリはどんな本を?
☆.。:* アンリ
「図書館にある本にはなるべく目を通したいんだけど、何万冊もあるからね。ディフォーベが薦めてくれる本を毎月五十冊ほど借りて読むようにしてるよ」
☆.。:* アム
「ディフォーベに?」
☆.。:* トリシア
「薦められた本?」(二人とも険しい顔に)
☆.。:* アンリ
「な、何かまずかった?」
☆.。:* アム
「ちょっとこっちへ」
☆.。:* トリシア
「話があります」(アンリ、二人に引きずられていく)
レンは、自称「アムリオンで二番目の魔法使い」ですが、本当ですか?(本当だといいな☆)分かる人は教えて下さい。一応トリシアもレンの真似をしてそう言ってるので、もしも分かったらレンとトリシアが何番目ぐらいか知りたいです。
??これはアンリが答えた方がいいんじゃない?
☆.。:* トリシア
「わたしが二番ですよね!? ね、ね!?」
☆.。:* アンリ
「どっちも二番でいい気がするんだけど? そもそも、なんで二人とも、自分が一番って言わないんだい?」
☆.。:* トリシア・レン
「先生が一番でしょ!」
☆.。:* アンリ
「まさか? 僕なんかまだまだだよ」
☆.。:* トリシア
「じゃあ、誰が一番ですか?」
☆.。:* アンリ
「最近気がついたんだよ。僕の魔法の先生は自然界のすべてだって。自然から学ばなきゃいけないことはまだまだある。だから、一番はこの大自然だね」
☆.。:* トリシア
「そんな風に言われると……」
☆.。:* レン
「僕ら、どっちが二番だって争ってるのが、格好悪い気が……」
??まあ、アンリ以外は大して魔法の実力に差がないよ。魔法学校の生徒でも、エマみたいに、実技ではショーンたちに追いついちゃった子もいるしね。
☆.。:* トリシア
「キャットは?」
??ここに最新の成績表があるけど。
☆.。:* キャット
「そ、それをみなさんに見せたら地下牢ですわよ!」
ショーンとエティエンヌを一時間同じ部屋に閉じ込めると、どうなりますか。実際にやってみてください。
??やってみました。
一時間後。
☆.。:* エティエンヌ
「わーい! ショーンとずっといっしょだあ!」(ショーンをズルズル引っ張って出てくる)
??ショーン、気を失ってるみたいだけど?
☆.。:* リュシアン
「まあ、エティエンヌといっしょにいれば、たいていの奴はそうなるだろうな」
三兄弟の秘密が知りたいです!! 特にリュシアンの!!!……でも、末っ子の誰かさんは遠慮しておきます。
☆.。:* プリアモンド
「こういう質問、よく来るけど、私には秘密はないぞ」
☆.。:* リュシアン(プリアモンドを指さし)
「こいつ、デートの時に力が入りすぎて、料理店のテーブルをひっくり返して振られたことがある」
☆.。:* プリアモンド
「ずいぶん前のことだろ、それ!」
☆.。:* エティエンヌ
「リュシアンはさ、女の子に追いかけられて逃げ回ってたことがあったよね。それもいっぺんに八人」
☆.。:* リュシアン
「それこそ、六年も前のことだろうが!」
☆.。:* プリアモンド
「エティエンヌはお気に入りのぬいぐるみを母親に捨てられて、泣いたことがある」
☆.。:* エティエンヌ
「ふんだ! チャッキーはゴミ捨て場まで行って、三日間探して取り戻したもん!」
これまでのトリシアたちの冒険の中で、心に残ったのはどれですか?
☆.。:* トリシア
「わたしは……そう、最初にキャットと友だちになった時のことかなあ」
☆.。:* キャット
「私はニクスと出会った時のことですわね」
☆.。:* レン
「トリシアに虫歯じゃない歯を抜かれた、苦ーい思い出」
☆.。:* トリシア
「昔のことをネチネチと!」
☆.。:* ベル
「あたしはレン先輩との初デート!」
☆.。:* ショーン
「そんな話はない! 勝手に作るな!」
☆.。:* アーエス
「私は……シュネーが……振られた……ところを……見ていて……大爆笑……」
☆.。:* シュネー
「あ、あなたはどうしてそういつも失礼なのです!?」
??だんだん、心に残った話って言うか、心の傷になった話になってきたなあ。
☆.。:* アムレディア
「私は奇跡の扉の事件ですね」
☆.。:* フィリイ
「ふふふ、みなさん、大切な事件を忘れていますよー。そう、フィリイちゃんが街にやってきたお話ー!」
☆.。:* リュシアン
「一番、どうでもいい話だな」
☆.。:* アンガラド
「私がー、みなさんの血を集める話はー?」
☆.。:* レン
「だから、勝手に話を作らないように」
三兄弟に質問です。騎士になるのは、どのくらい大変なんですか?
☆.。:* プリアモンド
「騎士になるのは、叙任式を受ければいいだけだから難しくはない。現に、ショーンだって、アムレディア殿下の騎士だしなあ」
☆.。:* リュシアン
「騎士団員になって、見習いから騎士になるのは難しい。年数がかかるし、シャーミアンのように入団試験に落ち続けるのもいるからな」
☆.。:* エティエンヌ
「でもさ、それって騎士団によるよね? 白天馬騎士団は入団が難しいけど、コネで入れる騎士団もあるでしょ?」
☆.。:* プリアモンド
「まあ、そうだな。目的は同じでも、そこに至る道はいろいろ、ということだ」
シャーミアンにも「野獣」というニックネームを付けました。皆さんどう思いますか?
☆.。:* プリアモンド
「あまりにもハマりすぎていて、言葉もないよ」
☆.。:* リュシアン
「頭の悪さも獣並みだしな。……獣に失礼か?」
☆.。:* エティエンヌ
「むしろ、かっこよすぎだよね。野獣っていうより、害獣?」
☆.。:* シャーミアン
「き、貴様らという連中は!」(例によって剣を抜いて追いかける)
「ぼくはひとりじゃなにもできない!」と言い切るショーンが大好きです!自分の弱さを知っている人は,最も強くて優しい人だと思います。それなのに,なぜショーンの扱いはひどくなる一方なんでしょうか?
☆.。:* ベル
「だって、あいつ、謙遜じゃなくて、ほんとに何もできないんだもん」
☆.。:* アーエス
「ショーンに……ひどいこと……してるのは……ベルだけ……」
☆.。:* ショーン
「人にシャーベットおごらせておいて言うセリフか、それが?」
☆.。:* レン
「扱いがひどいっていうか、自分から悪い方向に向かってくんだよなあ」
☆.。:* ショーン
「くっ! レン殿まで!」
☆.。:* トリシア
「扱い、ひどくなっていってないよ。前からひどいだけ」
☆.。:* ショーン
「みんな、大嫌いだーっ!」(と、逃げてゆく)

……以上、Q&Aコーナー前半編はいかがでしたか?
本当はみんな、ショーンが大好きなのに、素直じゃないですね!
もっとエティエンヌお兄様みたいに、ストレートに表現していいんですよ!
(あれはストレートすぎ…?)

後半編も気になる質問がいっぱい!
お楽しみにね!